売上高営業利益率とは?|パン屋でわかる「頑張っても残らない」の正体【経営の1ページ vol.5】 | ソング中小企業診断士事務所

売上高営業利益率とは?|パン屋でわかる「頑張っても残らない」の正体【経営の1ページ vol.5】

売上高営業利益率とは?|パン屋でわかる「頑張っても残らない」の正体【経営の1ページ vol.5】

売上高営業利益率とは?パン屋に置き換えると「1個いくら残るか」です

「売上高営業利益率」という言葉を聞いたことはありますか。
会計用語の中では少し固く見えますが、実は経営者の感覚に直結する、とても“現場向き”な数字です。

売上高営業利益率とは、売上に対して本業でどれだけ利益が残っているかを示す割合。
パン屋に置き換えるなら、「1個150円でパンを売ったとき、最終的に何円が“本業の成果”として残るのか」です。
(借入返済や税金などはひとまず除いた、事業そのものの実力を表します)

この数字が重要なのは、経営の苦しさが「売上」ではなく、“残り方”に出るからです。
売上はある。お客さんも来ている。忙しさもある。
それでも月末の通帳残高を見ると、なぜか不安が消えない──。

その正体は、たいてい「利益が残らない構造」です。
感覚としては黒字でも、実際には体力勝負になり、夫婦が無給で踏ん張ってようやく回る。
この状態が続くと、スタッフを雇いたくても雇えない、設備投資もできない、休む余裕も生まれない。
つまり、経営の自由度が少しずつ削られていきます。

たとえば月商100万円のパン屋で、営業利益が15万円(営業利益率15%)あったとしても、借入返済や税金等で10万円が出ていけば、手元に残るのは5万円。
パン1個150円で考えると、営業利益ベースでは22.5円残っているように見えても、実質の手残りは7.5円程度になります。

この差は、経営者の努力不足ではありません。
「頑張りが残る構造になっていない」だけです。
だからこそ、売上高営業利益率は、あなたの努力を“報われる形”に変えるための入口になります。

このページでは、パン屋の例で「売れているのに残らない」構造をほどきながら、どこを見れば改善できるのかを整理します。
あなたの会社では、商品1つあたりでいくら利益が残っていますか?

この記事が気になった方へ:深掘りはこちら(母艦記事)

売上高営業利益率を入口に、「利益率」と「実質手残り」のズレをどう埋めるか、具体的な改善パターン(単価・原価・固定費・商品別利益)まで掘り下げています。
母艦記事はこちら

パン1個売るといくら残る?─個人経営のパン屋にとっての「売上高営業利益率」【会計数値の糸口から / PL-第1回】
売上高営業利益率とは?パン屋に置き換えてみる PL担当:うさぎ「売上高営業利益率」という言葉を聞いたことはありますか。会計用語の中ではやや専門的に感じるかもしれませんが、実は日々の経営を映す非常にわかりやすい数字です。売上高営業利益率とは、...

このテーマを「相談」すると、何が変わるのか

相談すると得られること(メリット)

  • 「売上を上げるしかない」から抜け出せます。 伸ばすべきは売上か、それとも利益率か。優先順位がつきます。
  • “頑張り不足”ではなく“構造の問題”として整理できます。 原価・固定費・単価・商品構成のどこが詰まっているかを特定します。
  • 数字が「行動の設計図」になります。 値上げ・ロス削減・メニュー設計・販促のどれが効くか、根拠を持って選べます。
  • 「雇えない」「休めない」の正体が見えます。 人件費を増やせない理由が“感覚”から“計算”に変わります。

こんな悩みに答えられます(“このレベルで相談してOK”の例)

  • 売上はあるのに、なぜか通帳残高が増えない。どこが悪いのか分からない
  • 忙しいのに報われない。単価を上げるべきか、原価を下げるべきか迷っている
  • 人気商品はあるのに利益が残らない。商品構成(稼ぎ頭)を作り直したい
  • スタッフを雇いたいが、人件費の余力が見えず踏み切れない
  • 税理士の数字は見ているが、日々の判断に落とし込めていない

売上高営業利益率は、経営の“健康診断”のようなものです。
数字を見れば、経営は「我慢」から「設計」に変えられます。
一度、あなたの事業の“残り方”を、現実に合わせて整理しませんか。

「売上」ではなく「残り方」を語る──専門誌にも採用された“経営の見立て”

月刊『企業実務』2025年12月号寄稿

「売上が伸びているのに苦しい」という悩みは、現場では珍しくありません。
このとき必要なのは、気合でも節約でもなく、数字を“経営の言葉”に翻訳して判断できる視点です。

経営専門誌『企業実務』(日本実業出版社)では、現場と構造をつなぐ視点から、経営課題をどう読み解き、どう手を打つかをテーマに寄稿しました。
この「経営の1ページ」は、その延長線上にある、より現場向けの“判断の整理場”です。

「忙しいのに残らない」を、感覚ではなく“数字の根拠”でほどく

「売上はあるのに残らない」。
この状態で一番危険なのは、原因が分からないまま、値上げ・節約・販促を“その場しのぎ”で繰り返してしまうことです。
努力は増えるのに、残り方は変わらない──。それが一番つらい。

売上高営業利益率が教えてくれるのは、「頑張りが足りない」ではなく、残り方に影響する“構造のボトルネック”です。
そこで当事務所では、まず数字で現状を可視化し、判断の型を手に入れるためのお試しパッケージ(経営診断キット)をご用意しています。

このテーマに関連する「解決キット」

売上高営業利益率を起点に、次の3つで「残らない理由」を切り分けます。
(どれを使うべきかも含め、最初に状況を聞いた上でご案内できます)

  • ① 損益分岐点算出キット(簡易版)
    「売上がいくらあれば黒字で回るか」を可視化します。忙しさと利益のズレが起きているとき、固定費(家賃・人件費)と粗利のバランスがどこで崩れているかが一発で見えます。
  • ② キャッシュフロー計算書作成キット
    営業利益が出ているのに残らない場合、原因は「現金の流れ」にあります。借入返済・在庫・設備投資など、通帳を減らす要素を整理し、“なぜ残らないのか”を構造で説明できるようにします。
  • ③ 経営診断(収益性・安全性)キット
    利益率だけでなく、体力(安全性)も含めて俯瞰します。「薄利で回していないか」「借入返済に耐えられるか」「いまの残り方で未来を描けるか」を客観的に診断します。

【“残り方”の読み解きまでセットで】
お届けするレポートは、単なる数字の羅列ではありません。売上高営業利益率の“意味”を、現場の打ち手(単価・原価・商品構成・固定費)に翻訳し、次の一手が選べる状態に整えます。

まずは「相談」から始めたい方は、以下の簡易フォームをご利用ください。
お試しパッケージの活用方法を含め、今の貴社に最適な「整理の仕方」をアドバイスいたします。

「売上はあるのに残らない」を、数字で説明できる状態にしませんか

このページが刺さった方の多くは、すでに「何かがおかしい」と感じています。
問題は、その違和感を“経営の言葉”に変えられないまま、忙しさだけが積み上がっていくことです。

利益率(売上高営業利益率)の悩みについて相談してみる

下のフォームは、「メールアドレス」と「一言」だけで送れます。
相談内容は、完成していなくて大丈夫です。たとえば、こんな一文で十分です。

  • 「売上はあるのに残らない。どの数字から見ればいい?」
  • 「値上げしたいが怖い。利益率の根拠を作りたい」
  • 「忙しいのに利益が薄い。商品構成を見直したい」
  • 「利益は出ているのに通帳が増えない。原因を整理したい」
“売上”の議論より先に、“残り方”を整える。利益率は、経営の自由度を取り戻す入口です。

利益率(売上高営業利益率)の悩み専用フォーム


    内容確認後、24時間以内に井村本人からメールで返信いたします。

    ※営業電話はいたしません。まずは状況の整理からご一緒します。
    ※ご相談内容に応じて、必要であれば次の一手(数字の見える化/改善の優先順位)をご提案します。

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