「この人となら進める」と思える支援を | “人で選ばれる診断士”という選択 | ソング中小企業診断士事務所

「この人となら進める」と思える支援を | “人で選ばれる診断士”という選択

人で選ばれる支援者”として─コンサル会社や専門特化との違い

この人となら、一緒に進める。

“人で選ばれる支援者”として、経営者一人ひとりに向き合います。
理論や仕組みだけでなく、現場に寄り添いながら、あなたとともに最適な道を見つけていきます。

経営支援の世界では今、テンプレート化されたコンサル手法や、業界特化の看板が重視されがちです。
それはある種、効率的なやり方であり、「わかりやすい特徴」があるからこそ、行政や紹介経由では選ばれやすい。

でも、それだけで本当に経営者の悩みに寄り添えるのか?
経営コンサルタントとして本質的に求められるものとは何か?

私は中小企業診断士になって以来、そんな問いを考え続けてきました。

私が目指すのは、「人で選ばれる支援」。
経営者の言葉にならない苦しさや願いを、最初に受け止める存在でありたいのです。

コンサル会社との違い

「アプリは導入された。でも、その後、誰に相談したらいいの?」

そんな声を、私は何度も聞いてきました。

大手コンサル会社の支援は、確かにスマートです。
データ分析、資料設計、各種フレームワークの活用…。
その道のプロフェッショナルが、洗練された提案をしてくれる。

けれども多くの場合、それは「提案して終わり」。
経営者がその先でつまずいても、「契約に含まれていないから」と、相談できない。

まるで、高機能アプリを“入れて終わり”にされたような感覚。
最初は「すごく便利!」と感じるけれど、数日後にはわからないことが出てきて、操作に困る。
でも、聞けない。誰も教えてくれない。

経営は、アプリほど単純ではありません。
人・組織・お金・想い…。すべてが絡み合い、「正解のない問い」に向き合い続けるものです。
そこには、一緒に悩み、一緒に止まり、一緒に走る“人”の存在が必要です。

私は、その「人」でありたいと考えています。

私が中小企業診断士協会に入らない理由

「協会に入っていないんですか?」と聞かれることがあります。
たしかに、業界団体に属することで得られる情報やネットワークはありますし、信頼の証ととらえる方もいらっしゃるでしょう。

けれど私は、「自分の仕事の価値は、自分の名前で示す」と決めています。
看板ではなく、“人として”選ばれる支援者でありたいからです。

もちろん、協会に所属している方々の活動を否定する意図はありません。
むしろ、すばらしい実践を積み重ねている方も多く、私も刺激を受けています。
ただ、自分のありたい姿を考えたとき、私は「個人で、実績で、信頼を積み上げていく道」を選びました。

責任も、成果も、自分の名前で引き受ける。
その覚悟が、私の姿勢をつくっています。

「専門特化しない」ことの理由

中小企業診断士の世界では、「専門分野を持て」とよく言われます。
製造業特化、補助金特化、事業承継専門…。確かにそのほうが効率的ですし、紹介も受けやすくなります。

でも私は、それが本質的な支援につながるとは思っていません。

なぜなら、経営の本質は業種を問わず共通するから。
そして何より、私が重視したいのは「相手の想い」や「背景」であり、それは業種というラベルでは測れないからです。

もちろん、専門的な知識を軽んじるわけではありません。
必要に応じて学び、実践し、力に変えることは当然のこと。

でも、「相手に深く入り込む姿勢」こそが専門性に勝ると、私は信じています。

だから「選ばれる理由」が違う

「専門特化すれば紹介が増える」
「テンプレがあれば支援しやすい」
「補助金に強い方が案件を探しやすい」

─そういった論理は、確かにあります。
でもそれは裏を返せば、「人で選ばれていない」ということでもあります。

私は、「その人だから頼みたい」と思ってもらえる支援者でありたい。
テンプレでも、業界特化でもなく、“あなた自身の物語に伴走できる存在”でありたい。

私が大切にしている姿勢

  • 表面的な数字や制度ではなく、その人の奥にある思いを聞き取ること
  • 答えを押しつけるのではなく、一緒に立ち止まり、問いを育てていくこと
  • ノウハウやツールは手段であり、目的は「あなたの希望が前に進むこと」

私の支援スタイルは、効率的でもなければ、画一的でもありません。
でも、そのぶん「あなたの物語に沿った、本当に意味のある支援」を届けることができると信じています。

「こんな考え方をする人はどんな人だろう?」と感じた方へ─

私の考え方やこれまでの歩み、詳しい経歴や考え方は、代表紹介ページにて詳しくご紹介しています。

代表紹介 | 異色のキャリア、貫く信念―音楽家として、経営者として、すべて自らの力で築いてきた道のり
何をしてきたか、ではなく、なぜ・どのようにそれをしてきたのか。これまでの歩みや、支援に込めた想いをお伝えしています。どんな人が、どんな姿勢で支援しているのか。少しでも伝われば嬉しいです。3分動画で見る代表紹介ごあいさつ▶ 音楽制作事業の経験...

希望が前に進む支援を─ツールよりも、想いに寄り添う

私自身、音楽事業を営む中で、たくさんの経営ノウハウやハウツーを学んできました。
ですが、何よりも大切だったのは「自分がこの事業で何を実現したいのか」という問いでした。

顧客に届けたい価値、自分の願い─それが実現できなければ、どんなツールも意味を持ちません。

だから私は、あなたが本当に望んでいることに耳を傾けます。
そして、その希望が前に進むように、必要な仕組みや支援を一緒に考えていく。

ノウハウやツールは、そのための「手段」にすぎません。
本質はいつも、「想いの実現」にあります。

MVVを掲げずとも、信念は伝わる─行動で示す“経営哲学”

近年、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を明確に掲げる企業が増えています。
それ自体を否定するつもりはまったくありませんし、私自身、企業が自らの価値観を言語化し、外部に発信していく重要性は深く理解しています。

しかし、ソング中小企業診断士事務所では、あえてMVVという形での掲示はしていません。
その理由は、「掲げること」が目的化するのではなく、行動や日々の支援、発信の積み重ねから自然とにじみ出るべきものだと考えているからです。

このホームページにある事例、記事、言葉の端々に、私が何を大切にしているかが込められています。
掲げるだけの理念よりも、「一貫した姿勢」こそが信頼につながると信じています。

そしてこの考え方は、実際の支援現場でも大切にしています。
この考え方は、業種・業態・規模を問わず、あらゆるビジネスの根幹にあるべき思想と考えるからです。

経営者の方と対話を重ねる中で、

  • 「そもそも自社が本当に届けたい価値とは何か?」
  • 「全社員で心から納得できる価値観とは?」
  • 「社会にどう共感を届けられるか?」

といった、表層的なスローガンにとどまらない“本質的な問い”に一緒に立ち返ることが、結果として最も実効性のある経営改善につながるのです。

言葉にしない哲学。だけど、だからこそ伝わる本気の姿勢。
MVVを掲げずとも、企業や人の“本当の価値”は、きっと伝わると私は信じています。

ソング中小企業診断士事務所が初めての方へ情報をまとめております。

スマートに見える、その裏で“戦っている社長”の力になりたい。

社長や経営者というと、スマートで華やかで、憧れられる存在だと思われがちです。

けれど私は、もっと違う姿をたくさん見てきました。
泥臭く、我慢強く、毎日を戦う経営者。
誰にも弱音を吐けないまま、誰よりも重い責任に押しつぶされそうになりながらも、必死に歯を食いしばって前を向く姿。

毎日を考え、悩み、戦い抜いている社長、経営者の方たち。
私自身も一人の経営者として、そうやって事業を続けてきたからこそ、そういう人の力になりたいと、心から思っています。

私はエリートでも、順調な人生でもありませんでした。
生き方に悩み、何度も途方に暮れながらも必死に歯を食いしばり、事業を育て、顧客と向き合い、道を切り拓いてきました。

だから私は、仕組みを語るときにも、現場の感情や葛藤を大切にしています。
“机上の正しさ”ではなく、“前に進むための現実的な一歩”を一緒に探したいと思っています。

これまでご相談いただいた経営者の皆さんも、最初から自信にあふれていたわけではありません。悩みや不安、時には「このままではダメかもしれない」という気持ちを抱えながらも、一歩を踏み出されました。
実際のご相談事例は、以下のページにて対話形式でご紹介しています。リアルで生々しい相談の経過を、ぜひご覧ください。

経営相談の窓口(事例紹介)
失敗事例の切り口から学ぶ経営改善

大きく見せない。まっすぐ届ける

お互いにとって良い出会いとは何か、ずっと考えてきました。
発信ひとつとっても、こちらが“どう見られたいか”ではなく、“どういうご縁を本当に望んでいるのか”を正直に言葉にすること。

それが、信頼ある関係性を育む第一歩だと思っています。

例えば、仮にすごく大きな仕事の依頼があったとします。
でも、もし私がそれまで、必要以上に自分を大きく見せたり、着飾った言葉を使っていたとしたら、相手は“その姿”に期待して連絡をくれるはずです。

すると、相手の期待と、私が実際に提供できる価値にズレが生じてしまう。
結果的に、成果にも、仕事の進め方にも歪みが出て、お互いにとってあまり良い時間にはならないかもしれません。

だからこそ、私は自然体で、誠実に、今の自分を伝えるようにしています。
「自分が取るべきポジション」をできるかぎり言語化して表現していくということです。

お互いが無理せず、でも本気で関われる。
そんな関係性の入り口になるような発信を、これからも心がけていきます。

すべて、ゼロから。すべて、自分で。

このWebサイトにあるすべての文章、構成、デザイン─
核となるコンテンツも更新型の記事も、すべて井村自身がゼロから手づくりしています。
ライティングだけではなく、デザイン設計から画像素材、プログラミングにかかわる部分まで、一貫して行っています。

自分の言葉で、自分の考えを、自分の声で届けたい。
それが私の一貫した姿勢です。

音楽事業のときもそうでした。お客様の声を聞き、届けたい想いを言葉にし、それを“音”というかたちにする。
コンサルティングも同じです。相手の本音を聴きとり、それを「行動」につながる形に翻訳する。

誰かに任せることではなく、自分が真剣に向き合って伝えること。
私はそれを、診断士としても、発信者としても、変わらず大切にしています。

誰にも頼らず、信頼を積み上げてきたということ

このサイトでは広告を出していません。
また私は、中小企業診断士の士業団体である、日本中小企業診断士協会連合会にも属していません。
紹介ネットワークに頼ることもなく、すべての受注を、コンテンツや姿勢に共感してくださった方からいただいています。

このホームページも、ゼロから自分で立ち上げ、毎日考え、書き、改善を続けてきたものです。

誰にも頼らず、自分の言葉で、自分の想いを伝える。
そうして少しずつ積み重ねてきた“信頼の道”が、いまの私の支援の土台です。

音楽制作事業で培った「想いを形にする」姿勢

私は、音楽制作事業を通じてこれまで17年間、1,000人以上の方と直接向き合い、1,200回以上の「納得」を引き出してきました。
すべてがオーダーメイド。ゼロから制作をはじめ、お客様にご納得いただくことで完成となる、そんなビジネスモデルだからです。

だからこそ、数字だけでなく、“人が納得できる経営改善”を支援できるのです。

音楽家としての事業経験 | 17年間の音楽ビジネスをゼロから築いた軌跡。完全オーダーメイド、Web集客で全国へ。
音楽家としての事業経験が役に立つと考える理由についてご説明します。 想いを、言葉にできる形へ。お客様の“言葉にならない想い”を形にして届ける。音楽制作で培ったこの力は、経営の現場でも変わらず生きています。私は2008年に音楽家として事業を立...

商品や成果物を提供するだけでなく、その人が「これでいい」と心から思えるまで、寄り添い続けるスタイルを貫くことで、お客様のご満足というゴールへ共に伴走してきました。

コンサルティングの現場でも、この姿勢は変わりません。
答えの出しにくい問いにも、一緒に悩み、考え、進んでいける存在でありたいと思っています。

相手の気持ちに耳を傾け、やりたい未来を共に描き、そこに必要な手段や仕組みを一緒に考える。

それが、私のスタイルです。

日々のコンサルティングの中で感じた違和感や発見、経済ニュースへの考察、学びのアウトプットなどをまとめたものが「診断ノート」です。
現在100本以上の記事があり、毎週2〜3本のペースで更新しています。
思考の試行錯誤と、実務現場からの気づきを率直に綴っていますので、ぜひのぞいてみてください。

診断ノート(ニュースから学ぶ中小企業への提言)
経営プログレッション(中小企業の事例から中堅・大企業へ展開する学び)

私のスタイルを少しでも気にかけてくださったなら、どうかお声がけください。心よりお待ちしております。
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