中小企業診断士に対して、「提案は強制なのでは?」と感じたことはありませんか?
このページでは、そうした疑問にお答えしながら、当事務所の支援スタンスをご紹介します。
「提案は従わなければいけないの?」というご不安にお応えします
あるとき、こんなご質問をいただきました。
「診断士の提案は、その通りに実行しなくてはいけないのですか?」
「あとからちゃんと実行しているかチェックされるのでは?罰則などもあるのでは?」
診断士という資格の“公的な印象”から、そうしたご不安を抱かれる方がいらっしゃるのも無理はありません。
ですが、どうかご安心ください。
私たち中小企業診断士は、経営の意思決定を行う立場にはありません。提案を強制したり、実行状況を監視したり、まして罰則を課すような立場でもありません。
あくまで、ご判断・ご決断は経営者の方にあり、私たちはその判断がしやすくなるよう、情報提供や整理、選択肢の提示を行う――それが中小企業診断士の本来の立場です。
提案して終わらない。成果が出るまで伴走します
そうした「決して押しつけではない」という前提のうえで、私たちが大切にしているのが「伴走支援」という考え方です。
経済産業省・中小企業庁でも、中小企業診断士には単なる提案で終わらず、しっかりと支援先に寄り添い、成果につながるまで共に歩むことが求められています。
当事務所でもこの方針を重視し、以下のような理由から、伴走支援を支援の基本としています。
- 経営者の不安を取り除くために。
判断に迷うとき、誰かに聞いてほしいとき、道しるべのような存在でありたいと考えています。 - 施策の効果を共に確認するために。
実行した結果どうだったか、軌道修正が必要か。一緒に確認しながら進めることが重要だと考えています。 - パートナーとして共に成長するために。
一方通行ではなく、共に考え、悩み、前に進む。そんな信頼関係を大切にしています。
支援の中で重視していること
当事務所の支援は、「提案して終わり」ではありません。
特に、以下のような点に意識を置いて取り組んでいます。
- 実務に直結した「使える知識」にフォーカス
たとえばWebやデジタルの知識も、単なる理論ではなく「現場で活かせるノウハウ」としてご提供します。 - 知見のナレッジ化・横展開
支援内容を資料化し、他のスタッフや法人にも展開できる形に整備することで、成果を広げていきます。 - 自走できる仕組みづくり
診断士がいなくても再現できる、「仕組みとして残る支援」を目指しています。
ですのでまずはどうかご安心いただいて、中小企業診断士へのご依頼をご検討いただけますと幸いです。
当方では、以下のような取り組みを行い、お客様の安心感も大切に考えております。

バランス感覚を持った支援を大切にしています
私たちは、経営者の意思決定を尊重しながらも、「提案して放任」でも「言いなり」でもない、ちょうどよい距離感での支援を目指しています。
本当に目指すべき姿は、支援を受けるたびに改善する企業ではなく、自ら考え、自ら進める企業が増えていくこと。
そして、そうした企業の存在が、日本の経済や地域をより明るく、活気あるものにしていくと信じています。
中小企業診断士としての、これからの歩み
国家資格を取得したからといって、すべてが分かるわけではありません。
知らない業種、知らない技術、まだまだ私にも学ぶべきことがたくさんあります。

それでも私は、対話を通じて、実践を通じて、日々少しずつでも成長していくことで、より多くの経営者の方に貢献できる存在になっていきたいと願っています。
その姿勢を、これからも変わらず大切にしていきます。
ご相談・お問い合わせはこちらから
「うちの場合はどうだろう?」
そんな小さなご不安がある方も、どうぞお気軽にご相談ください。