実現可能性を第一に考えたご提案を心がけております。
フレームワークは万能の道具ではない
世の中には既に確立された経営のフレームワークが存在します。
長い歴史の中で選ばれ、実行され、洗練された手法であることは間違いありません。
しかし、その型を押し付けてしまっては、クライアントひとりひとりに沿っていない、独りよがりのコンサルティングになってしまいます。
ビジネスの現場はそれぞれ異なります。人財、設備、資金、おかれた環境や時代など、あらゆるものが異なります。
あくまでも「その現場でできること」でなければ十分な効果を望むことはできません。
ですからできないこと、あるいは実現が極めて難しいことを「これが正しいやり方ですから、どうぞやってください」とは言いません。
ビジネスにおいて、様々な問題が日々起こります。
経営理論に基づく合理的な考え方だとしても、それをクライアントに押し付けるようなコンサルティングは効果が薄く、お互いの信頼関係にも時として影響します。
どんなに優れた経営のフレームワークだとしても、万能ではありません。
だからこそ、実際の現場で実現できる可能性を考慮した改善提言をしたいと考えております。
実行し効果が出てこそ意味がある
どんなに時間とお金をかけて、どれだけ立派な経営計画書を作ったとしても、それを実行するのはあくまでもクライアントである、現場で汗を流されている社長や、社員の方です。
たとえ分厚く洗練された経営計画書であっても、複雑で専門用語が多く、わかりにくい内容であれば効果的な経営改善につなげるのは難しくなります。むしろ、ただでさえ何らかの経営課題を抱え、日々多忙な中さらに経営改善のための活動を推し進めていかなくてはならない状況では、なおさら実行は難しくなります。
もちろん、経営改善を実現し、事業の変革を起こすためには、一定の痛みを伴うことも事実です。経営者の方を中心に、全社で一丸となって取り組まくてはならない場合もあります。
ですが、そもそもその実行が難しい、実現可能性の低い改善提言では効果を出すのも難しくなります。
だからこそ、ソング中小企業診断士事務所では実現可能性を考慮した経営コンサルティングを行いたいと考えております。
経営者としての経験から
私は現在、音楽制作事業を営んでおり、2024年7月現在で創業17年目になります。
その中で培ってきた経験を、経営コンサルティングにも活かしたいと考えております。
私自身、経営者としての立場から考えても言えることですが、事業を経営していく中で多くの経営に関する書籍を読んできましたが、その中にある実現可能性の低いアイデアは、やはり絵に描いた餅のようなものでなかなか実際のアクションを起こしづらく、微妙な印象を持ったことがありました。
経営は常に悩み、選択の連続です。また、必ずしも理屈通りには進まないことも多々起こります。
そのもどかしさ、難しさゆえに、うまくいったときの喜びも大きいものなのだと思います。
そういった経験を自分自身がしてきました。だからこそ、実現可能性を考慮した改善提言を行い、経営者の方に喜んでいただきたい、という強い思いがあります。
お客様にとって真に価値のあるご提案を
経営コンサルティングには正解はありません。
ご依頼いただいて、まず社長にヒアリングをさせていただくのですが、そのタイミングが例えば一か月でもずれただけで現場の状況は変わってしまうはずで、その時々に応じた最適な経営分析、課題抽出、改善提言をさせていただき、少しでも多くの効果が見込めるように心がけております。
ビジネスの世界は日々、大きく動いています。
外部環境、内部環境、またそこで働く人の思いというものも変わりやすく、不安定なものです。
そこで中小企業診断士である私ができることは、何でしょうか?
少しでもそのタイミングに合った形での実現しやすい、効果的なご提案が、やはり求められているのではないかと思います。
ソング中小企業診断士事務所の経営理念は、あなたと共に考え、悩み、成長できるパートナーでありたい、というものです。
この思いは経営コンサルティングのあらゆる場面で意味を持ちます。
お客様の立場にたって、思いに耳を傾け、今、どうするべきなのか、何ができるのか、何ができないのか、より効果を生み出すためにはどうすればいいのか…考え、悩んで、そして未来の成長を共に実現していけるようにすること、それが中小企業診断士に求められているものではないかと考えています。
それこそがお客様にとって、真に価値のあるご提案につながるのではないでしょうか。