マツダ赤字に学ぶ|ブランド力があっても利益が残らない理由と「強みを利益化する」経営設計【経営の1ページ vol.3】 | ソング中小企業診断士事務所

マツダ赤字に学ぶ|ブランド力があっても利益が残らない理由と「強みを利益化する」経営設計【経営の1ページ vol.3】

マツダ赤字に学ぶ|ブランド力があっても利益が残らない理由と「強みを利益化する」経営設計【経営の1ページ vol.3】

世界に名を知られる自動車メーカー、マツダ。報道で「最終赤字に転じた」と聞くと、多くの方はまず「大企業の話」と感じるかもしれません。けれど本質は規模ではありません。中小企業の現場でも、“売上はあるのに利益が残らない”という違和感は、珍しくないからです。

マツダは「走る歓び」という独自の価値を磨き続け、ブランドとしての強みを築いてきました。それでも外部環境(EVシフト、関税負担、原材料価格、為替など)の揺れにさらされると、利益が薄い構造は一気に表面化します。ここで起きているのは「ブランドが弱い」のではなく、強みを“利益に変える設計”が外部ショックに耐えられなくなるという構造問題です。

中小企業も同じです。技術がある、評判がいい、リピートもある。にもかかわらず、なぜか資金繰りが苦しい。月末になると利益の実感が薄い。原因は努力不足ではなく、価値(強み)→価格→粗利→キャッシュのどこかで、変換が詰まっているケースがほとんどです。

このページでは、マツダの事例を入口にして、「強みを利益につなげる経営の設計」を、できるだけ実務の言葉で整理します。目指すのは、精神論ではなく判断軸の獲得です。あなたの会社の強みは、本当に利益に変わる形になっているでしょうか。

ブランド力があっても利益が残らない理由|マツダ赤字の“構造”を中小企業に置き換える

強みがあるのに利益が残らないとき、起きているのは「価値がない」ではなく、価値の出し方と回収の仕方が噛み合っていないという問題です。マツダ級の企業でもそうなら、中小企業はなおさら、設計のズレが結果に直結します。

よくある“ズレ”①:強みが「選ばれる理由」で止まっている

  • 評判や品質が良くても、価格・粗利に反映されないまま販売している
  • 付加価値の説明が「こだわり」止まりで、対価の根拠になっていない
  • 結果として「頑張っているのに儲からない」状態が固定化する

よくある“ズレ”②:コストが固定化し、外部ショックに弱い

  • 投資・人員・設備・管理コストが積み上がり、損益分岐点が上がっている
  • 為替や原材料など外部要因で粗利が薄くなると、一気に利益が消える
  • 「売上を増やすほど忙しいのに、利益は増えない」構造に陥る

自社点検を促す問いかけ

  • 顧客は、あなたの会社の「何」に対して対価を払っていると説明できますか?
  • 値上げ・値引きの判断が、感覚ではなく粗利とキャッシュで語れていますか?
  • “強み”が、粗利率(または単価)に反映されている状態になっていますか?

この記事が気になった方へ:深掘りはこちら(母艦記事)

「売上はあるのに利益が残らない」状態を、価格・粗利・固定費・キャッシュの4点で分解し、どこで詰まっているのかを見つけるための整理をしています。

母艦記事

マツダ赤字事例に学ぶ─強みがあるのになぜ利益が残らないのか。中小企業が今学びたい経営の設計図【診断ノート】
動画で見る診断ノートの記事説明※この動画は「診断ノート」全記事に共通して掲載しています。 世界に名を知られる自動車メーカー、マツダ。その決算が421億円の最終赤字に転じたニュースは、「大企業の話で自分には関係ない」と感じられるかもしれません...

このテーマを「相談」すると、何が変わるのか

相談すると得られること(メリット)

  • 「売上を増やす」以外の改善ルートが見えます。 価格・粗利・固定費のどこを触るべきか、優先順位がつきます。
  • “強み”を利益に変える言語化ができます。 こだわりを「対価の根拠」に変え、値付けの軸が定まります。
  • 利益が残らない原因を“構造”で特定できます。 どこで詰まり、どこで漏れているかを、数字と現場から分解します。
  • キャッシュの残り方まで含めて設計できます。 PL上の利益ではなく、手元に残るお金の流れを整えます。

こんな悩みに答えられます(“このレベルで相談してOK”の例)

  • 売上はあるのに、なぜか利益が残らない。どこを疑うべきか分からない
  • 値上げしたいが、顧客が離れそうで怖い(強みの説明が整理できていない)
  • 忙しいのに粗利が薄い。案件・商品ごとの採算が見えない
  • 固定費が増えてきて、外部環境変化が不安(損益分岐点が把握できていない)
  • 利益は出ているはずなのに、資金繰りが苦しい(キャッシュの詰まりが分からない)

「強み」は、本来“利益の源泉”です。
ただし、設計しなければ、強みは“自慢”で終わってしまいます。
一度、あなたの会社の強みを、利益に変える形に整えませんか。

「感想」ではなく「構造」で語る──専門誌にも採用された“利益の読み解き”

月刊『企業実務』2025年12月号寄稿

ブランドや強みの話は、ともすれば「想い」や「理念」で終わりがちです。けれど経営は、最終的に利益とキャッシュに表れます。私は、現場の実態と言葉を大切にしながらも、最後は「数字の構造」で判断できる状態を作ることを重視しています。

経営専門誌『企業実務』(日本実業出版社)では、企業が外部環境変化に揺さぶられる時代において、どうやって経営判断を組み立てるか──その“構造の捉え方”を軸に寄稿しました。この「経営の1ページ」は、その延長線上にある、より実務に寄せた整理の場です。

「強みがあるのに儲からない」を、主観ではなく“数字の根拠”に変える

「うちは良いものを作っている」「評価も高い」。それでも利益が残らないとき、経営者は二択に追い込まれがちです。
値上げするか、コストを削るか。
しかしこの二択は、どちらも“根拠”が薄いまま進めると、強みそのものを壊してしまう危険があります。

必要なのは、強みを守るための数字です。
たとえば、粗利率は十分か。損益分岐点はどこか。利益が出てもキャッシュが残らない詰まりはどこか。
そこで当事務所では、まず「判断の型」を手に入れるためのお試しパッケージ(経営診断キット)をご用意しています。

このテーマに関連する「解決キット」

以下の診断メニューを活用することで、「強みを利益に変える」ための詰まりが見える化できます。

  • ① 損益分岐点算出キット(簡易版)

    「どこまで売上(または粗利)が落ちたら赤字になるか」を明確化します。値上げ・値引き・商品構成の見直しを、“怖さ”ではなく“数字”で判断できるようになります。
  • ② キャッシュフロー計算書作成キット

    「利益は出ているのにお金が残らない」を分解します。強みを磨く投資(開発・設備・採用)が、キャッシュをどう圧迫しているかを見える化し、打ち手の順番を整えます。
  • ③ 経営診断(収益性・安全性)キット

    粗利率・固定費負担・安全性を俯瞰し、「利益が残らない原因が、価格なのか、コストなのか、構造なのか」を整理します。強みを“伸ばすべき領域”も同時に明確になります。

【専門誌掲載の分析力を貴社へ】
お届けするレポートは、私(井村)が直接数字を読み解いて作成します。「お試し」であっても、強みを利益に変えるための“判断の軸”を、できる限り短時間で手に入れていただく設計です。

まずは「相談」から始めたい方は、以下の簡易フォームをご利用ください。
お試しパッケージの活用方法を含め、今の貴社に最適な「整理の仕方」をアドバイスいたします。

「強みがあるのに儲からない」を、いまの現実に合わせて整理しませんか

このページが刺さった方の多くは、すでに「何かがおかしい」と感じています。
問題は、その違和感が“言葉と数字”にならないまま、忙しさだけが続いてしまうことです。

利益が残らない悩みについて相談してみる

下のフォームは、「メールアドレス」と「一言」だけで送れます。
相談内容は、完成していなくて大丈夫です。たとえば、こんな一文で十分です。

  • 「売上はあるのに利益が残らない。どこから見ればいい?」
  • 「うちの強みはあるはずだが、価格に反映できていない気がする」
  • 「値上げしたいが怖い。根拠を作るには何を見ればいい?」
  • 「利益は出ているのに資金繰りが苦しい。詰まりを見たい」
“強み”は、設計すれば利益になる。設計しなければ、忙しさになる。

利益が残らない悩み専用フォーム


    内容確認後、24時間以内に井村本人からメールで返信いたします。

    ※営業電話はいたしません。まずは状況の整理からご一緒します。
    ※ご相談内容に応じて、必要であれば次の一手(数字の見える化/価格・粗利設計/固定費の扱い)をご提案します。

    コメント