
動画で見る日常発見の窓口からの記事説明
※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。
中小企業診断士としての日常のひとコマから、
経営者としての“感情”や“判断”に潜むクセを見つめるこのシリーズ。
今回は、約束の時間より少し早く目的地に着いてしまったときの、
あの何とも言えない時間から、経営における「余白」について考えてみます。
早く着いたことに、少し戸惑う
待ち合わせや打ち合わせの場所に、
予定より10分ほど早く着いてしまうことがあります。
遅れるよりはいいはずなのに、
なぜか少し手持ち無沙汰で、
「ちょっと早すぎたかな」と思ってしまう。
スマホを取り出して時間をつぶすか、
周囲を見渡してぼんやり立つか。
何をするわけでもない時間なのに、
そこには独特の静けさがあります。
何も起きていない時間が、心を整える
この「何も起きていない時間」は、
意外と貴重なのではないかと感じることがあります。
移動や対応に追われているとき、
私たちの判断は、どうしても反射的になります。
次へ、次へと進むことが優先され、
立ち止まって考える余裕はありません。
一方で、予定より早く着いてしまった時間には、
急ぐ理由も、決断する必要もありません。
ただ呼吸をして、今の自分の状態を感じるだけ。
その静かな時間が、頭と心を自然に整えてくれます。
経営に必要なのは「詰めない余裕」
経営の現場でも、
スケジュールやタスクを隙間なく詰めてしまうと、
判断は次第に荒くなっていきます。
余裕がないときほど、
「考える前に決めてしまう」ことが増えていく。
それは能力の問題ではなく、
余白の問題なのだと思います。
少し早く着く。
少し間をあける。
少し考えずにいる時間をつくる。
そうした小さな余白が、
結果として、判断の質を静かに引き上げてくれる。
経営に必要なのは、
常に動き続けることではないのかもしれません。
最後の問いかけ
あなたの毎日には、
「何も起きていない時間」が、きちんと残されていますか?

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