
動画で見る日常発見の窓口からの記事説明
※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。
中小企業診断士としての日常のひとコマから、経営者としての“感情”や“判断”に潜むクセを見つめ直すこのシリーズ。
今回は、目覚ましが鳴る前にふと目が覚めた朝から、「余白」がもたらす静かな力について考えてみます。
まだ始まっていない時間
目覚ましが鳴るには、まだ数分ある。
時計を確認して、そう気づいたとき、私はそのまま布団の中で目を閉じました。
起きて何かを始めるには早い。
かといって、眠っているわけでもない。
そのどちらでもない時間に、妙な静けさがあります。
外はまだ静かで、家の中にも音がない。
「今日が始まる前の時間」に、そっと立ち会っているような感覚でした。
余白があると、焦りが入る隙がなくなる
慌ただしい朝は、だいたい予定が詰まっています。
起きた瞬間から、「やること」が頭を占領する。
けれど、この朝は違いました。
数分の余白があるだけで、心が急がない。
今日一日をどう過ごすかを、考えようとしなくても、自然と整っていく。
経営でも同じだと思います。
スケジュールがびっしり埋まっていると、判断は短絡的になりがちです。
一方で、少しの余白があると、
「急がなくていい判断」と「今動くべき判断」の区別がつきやすくなる。
余白は、何もしない時間ではなく、
焦りが入り込まない空間なのかもしれません。
整えるとは、詰めないこと
その朝、特別なことは何もしていません。
ただ、静かに呼吸をして、
「今日も一日が始まるな」と思っただけです。
それだけで、不思議と気持ちは落ち着いていました。
一日を整えるとは、何かを足すことではなく、
最初から詰めすぎないことなのだと感じます。
経営も人生も、
余白があるから、調整がきく。
余白があるから、人の声が入ってくる。
目覚ましより少し早く目が覚めた朝は、
そんな当たり前のことを、静かに思い出させてくれました。
最後の問いかけ
あなたの一日は、余白から始まっていますか?
それとも、最初から詰め込まれていますか。

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