
動画で見る日常発見の窓口からの記事説明
※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。
中小企業診断士としての日常のひとコマから、経営者としての“感情”や“判断”に潜む感覚を見つめるこのシリーズ。
今回は、毎朝のコーヒーを淹れる時間から、「経営感覚」がどこで育つのかを考えてみます。
いつもの味が、少し違う朝
朝、いつものようにコーヒーを淹れました。
豆も同じ、水も同じ、淹れ方も変えていないはずです。
それなのに、ひと口飲んだ瞬間、「あれ、今日は少し違う」と感じました。
苦味が立っているような、
香りが強いような、
あるいは、単に自分の体調のせいかもしれません。
理由ははっきりしないのに、
「いつもと違う」という感覚だけは、確かにありました。
違和感に気づけるかどうか
この「なんとなくの違和感」は、経営でもよく起こります。
売上は変わっていない。
数字も、報告も、特に問題はない。
けれど、現場の空気が少し重い。
スタッフの返事が、どこか短い。
こうした変化は、データよりも先に、感覚に現れます。
そして多くの場合、その感覚は説明できません。
コーヒーの味を言葉にしづらいように、
経営の違和感も、最初は言語化できないものです。
それでも、「あれ?」と感じられるかどうかで、
その後の対応は大きく変わります。
感覚は、日常の積み重ねで磨かれる
経営感覚は、特別な場で身につくものではありません。
毎日の小さな選択や、日常の中の“感じる力”が、少しずつ蓄積されていきます。
コーヒーを丁寧に味わうこと。
今日は濃いか、薄いか。
美味しいか、少しズレているか。
その感覚を無視せずに受け止める。
正解を探すのではなく、違いを感じ取る。
そうした習慣が、
「何かおかしい」「少し調整した方がいい」という
経営者としての直感につながっていくのだと思います。
最後の問いかけ
あなたは最近、
日常の中の“小さな違和感”を、ちゃんと味わっていますか?

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