第11回|コンビニの棚で立ち止まった日 →「小さな選択と経営判断」【日常発見の窓口から】 | ソング中小企業診断士事務所

第11回|コンビニの棚で立ち止まった日 →「小さな選択と経営判断」【日常発見の窓口から】

第11回|コンビニの棚で立ち止まった日 →「小さな選択と経営判断」【日常発見の窓口から】

動画で見る日常発見の窓口からの記事説明

※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。

中小企業診断士としての日常のひとコマから、経営者としての“感情”や“判断”を見つめ直すこのシリーズ。
今回は、朝のコンビニで手に取った1本の缶コーヒーがきっかけです。

なぜ、その缶を選んだのか?
なぜ、あの瞬間だけ「ちょっと高いけどいいか」と思えたのか?

些細な購買行動の裏側にも、人の心理や意思決定のクセが隠れています。
日常の一杯から、経営判断に潜む「価値と納得感」の関係を考えます。

4つの体系で読む、井村の経営思想と実践
記事・ツール・コラム・思想─すべては一つの設計思想から生まれています。
現場・構造・感性・仕組み。4つの視点で「経営を届ける」全体像を体系化しました。

実践・口

経営相談の窓口から
失敗事例の切り口から
会計数値の糸口から

現場の声を起点に、課題の本質を捉える入口。
今日から動ける“実務の手がかり”を届けます。

時事・構造

診断ノート
経営プログレッション
 

経営を形づくる構造と背景を読み解きます。
次の一手につながる視点を育てる連載です。

思想・感性

日常発見の窓口から
迎える経営論
響く経営論

見えない価値や関係性の温度に光を当てます。
感性と論理が交差する“気づきの場”です。

実装・仕組み

わかるシート
つなぐシート
みえるシート

現場で“動く形”に落とし込むための仕組み群。
理解・共有・対話を支える3つの現場シートです。

コンビニの棚で立ち止まる朝

朝のコンビニで、コーヒーを買おうとしたときのことです。
目の前には、同じように見える缶コーヒーが10種類以上。
新製品もあれば、昔からある定番もある。

「さて、今日はどれにしようか」
たった150円前後の選択なのに、意外と時間がかかるんですよね。

経営判断も、実は同じ

経営における意思決定って、実はこのコンビニの棚と似ています。

  • 新しいことを試すか
  • 安定した実績を取るか
  • 限られた予算の中で最適な一手をどう選ぶか

一見、選択肢が多いようで、実際は「どれを選んでも100%正解はない」状態。
だからこそ、どこに判断軸を置くかが重要になります。

「なんとなく選ぶ」がリスクになるとき

私は昔、音楽制作の世界で1,000人以上のお客様と向き合ってきました。
「なんとなく」で選ばれたプランは、結果的に不満につながりやすいことを、何度も経験しています。

経営でも同じで、判断基準を言語化できていないまま進めると、後で「なぜこの選択をしたのか」が曖昧になる。
曖昧な選択は、トラブルの火種になることが多いんです。

小さな選択を「軸」で決める

コンビニで「缶コーヒーを選ぶ軸」を持っている人は、迷いません。

  • 「カフェイン控えめだからこれ」
  • 「苦味が強いのが好みだからこれ」
  • 「ポイント還元が高いからこれ」

経営でもまったく同じ。
「何を大事にするか」という軸を決めておけば、選択肢が多いときほど迷わずに済みます。

今日の問いかけ

あなたの経営判断における「選択の軸」は何でしょうか?
それを一言で説明できますか?

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