
動画で見る日常発見の窓口からの記事説明
※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。
中小企業診断士としての日常のひとコマから、経営者としての“感情”や“判断”に潜むクセを考えるこのシリーズ。
今回は、エレベーターを待つわずかな時間から、“動けない時間の捉え方”について考えてみます。
ただ立っている時間に、心はどこへ行くのか
ビルのエントランスで、エレベーターを待つ数十秒。
短いのに、なぜか長く感じる時間です。
スマホを取り出して通知を確認する人。
階段に切り替える人。
ただぼんやりと扉を見つめる人。
同じ時間を“待っている”はずなのに、
心がいる場所はまるで違うように思えました。
私も、ついスマホを開いてしまうことがありますが、
そのときの心は「せかされている場所」にいるような気がします。
逆に、ただ呼吸をして待つとき、
「今ここ」に立ち戻る感覚があります。
成長にも、必ず“待ち時間”がある
経営でも、同じような時間があります。
施策を打ったあと、
スタッフ育成に取り組み始めたあと、
新しい試みを始めたあと。
すぐに結果が動かない時間。
「効いているのか、いないのか」わからない時間。
この“待ち時間”に、不安や焦りが生まれます。
けれど、芽は、土の中で見えないまま育っていることがあります。
変化は、ある瞬間にいきなり表面に現れるものです。
動いていないように見える時間は、
実は、前に進んでいることが多いのです。
待つ時間に、どんな姿勢で立つか
大切なのは、結果が出るまでの時間を
“ただ耐える”ものにしないことだと感じます。
焦って扉を叩くように待つのか。
静かに呼吸しながら、次の動きの準備をするのか。
同じ数十秒、同じ数週間でも、
心の使い方で、手に入るものはまったく変わります。
地面の中で根を伸ばすように、
動きが見えない時間だからこそ、
心をまっすぐに整えることができる。
待つとは、ただ止まることではなく、
深く整えるための時間なのかもしれません。
最後の問いかけ
あなたは今、どんな“待ち時間”の中にいますか?
その時間を、どんな姿勢で味わっていますか。

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