第8回|スマホの通知が鳴らない朝 →「静けさが教えてくれること」【日常発見の窓口から】 | ソング中小企業診断士事務所

第8回|スマホの通知が鳴らない朝 →「静けさが教えてくれること」【日常発見の窓口から】

第8回|スマホの通知が鳴らない朝 →「静けさが教えてくれること」【日常発見の窓口から】

動画で見る日常発見の窓口からの記事説明

※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。

4つの体系で読む、井村の経営思想と実践
記事・ツール・コラム・思想─すべては一つの設計思想から生まれています。
現場・構造・感性・仕組み。4つの視点で「経営を届ける」全体像を体系化しました。

実践・口

経営相談の窓口から
失敗事例の切り口から
会計数値の糸口から

現場の声を起点に、課題の本質を捉える入口。
今日から動ける“実務の手がかり”を届けます。

時事・構造

診断ノート
経営プログレッション
 

経営を形づくる構造と背景を読み解きます。
次の一手につながる視点を育てる連載です。

思想・感性

日常発見の窓口から
迎える経営論
響く経営論

見えない価値や関係性の温度に光を当てます。
感性と論理が交差する“気づきの場”です。

実装・仕組み

わかるシート
つなぐシート
みえるシート

現場で“動く形”に落とし込むための仕組み群。
理解・共有・対話を支える3つの現場シートです。

「通知がない」という通知

ある朝、スマホの画面を見て、思わずこう思ったんです。

「あれ、通知…ゼロ?」

LINEもメールも、SNSも、ニュースアプリも、何ひとつ反応がない。
普段ならいくつかのバッジがついているはずなのに、この日に限って本当に何もない。

もちろん、それ自体は何の問題でもないはずです。
むしろ静かな朝は、仕事に集中できるありがたい時間。

でも不思議と、どこか落ち着かない。

「通知がない」という“通知”に、感情が揺れ動いている自分に気づいたのです。

「騒がしさ」は、安心だった?

思い返せば、私たちは“何かが動いている”という感覚に安心を抱く傾向があります。

メッセージが届く。誰かが投稿に反応する。新着情報が舞い込む。
それらは、社会とのつながりを確認するサインのようなもの。

特にフリーランスや個人事業主にとっては、
「誰かが動いてくれている」「誰かが自分に興味を持ってくれている」ということが、
仕事の気配や流れを感じさせてくれる。

でも実際には、通知の多寡と仕事の成果は、必ずしも一致しませんよね。

静けさの中にある“本当の仕事”

通知が鳴らない日は、案外仕事が進む日でもあります。

集中できる。考える時間が取れる。手が止まらない。
そして、自分自身の内側に深く潜っていける。

これはまさに、静けさがくれる“ご褒美”のような時間。
にもかかわらず、その静けさに一瞬でも不安を覚えるのは、私たちが
「外側の反応」に頼りすぎているからかもしれません。

通知が鳴らないこと。それは、「今、自分がどうありたいのか」に向き合うチャンスなのかもしれません。

静かなときこそ、自分の“音”を聴く

たとえば音楽もそうです。
沈黙の後の一音は、ときにものすごく心を打ちます。

間があるからこそ、音が際立つ。
無音があるからこそ、旋律が生きる。

経営も同じだと思います。
忙しさが続くと、自分の内なる声を聴く余裕がなくなってしまう。

でも、通知が鳴らない日。
そんな日は、外の世界が静かな分、自分の声に耳を澄ませるチャンスなのです。

あなたは、どんな静けさを恐れていますか?

もし、今日は通知がひとつも来ない日だったとしたら。
それは“何も起きていない”日ではなく、
“あなたが本当に向き合うべきこと”が、そっと現れる日なのかもしれません。

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