
動画で見る経営相談の窓口からの記事説明
※この動画は「経営相談の窓口から」全記事に共通して掲載しています。


設定:社長は、現在の事業が競合の参入が激化しており収益が伸び悩んでいることを感じていました。新規事業の立ち上げを検討しているものの、良い案が浮かばず困っている、というご相談をいただきました。
相談者のプロフィールと課題の背景
地方都市で部品加工会社を展開する中小企業の経営者。近年、売上や顧客満足度が低迷し、業務改革や新規事業の導入を試みるも、社員の反応は鈍く、変化を恐れる風土が根強く残っていた。「やってもムダ」という空気感が社内を支配し、経営者自身も焦りと孤立感を強めていた中、ソング中小企業診断士事務所に問い合わせをした。
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現場・構造・感性・仕組み。4つの視点で「経営を届ける」全体像を体系化しました。
今日はよろしくお願いします。新規事業のことで頭がいっぱいで…全く良いアイデアが浮かばないんです。
社長、はじめまして。ソング中小企業診断士事務所の井村淳也と申します。新規事業の立ち上げは、多くの経営者の方にとって大きな挑戦ですよね。まずは、御社について、そして新規事業に期待することなどを教えていただけますか?
うちの会社は創業20年、従業員15名の部品加工会社です。この数年、業績は横ばいで、新しい収益の柱を…と考えてはいるのですが…。
ありがとうございます。新規事業で得たい成果としては、「収益の柱の構築」がまず挙げられるのですね。 では、なぜ新規事業を「今」始めようと思われたのでしょうか?何かきっかけはありますか?
正直なところ、既存事業の将来に不安を感じているんです。競合も増えてきて価格競争も激化していますし…。
既存事業の市場環境が厳しくなっている、つまり「レッドオーシャン」化しているという危機感は、新規事業を検討する立派な動機になります。 しかし、新規事業は既存事業以上に難易度が高い挑戦です。経済産業省の調査によると、新規事業に取り組んだ企業の約80〜90%が立ち上げに失敗しているというデータもあります。
そんなに失敗率が高いんですか?!
はい。だからこそ、しっかりとした準備と戦略が必要になります。 では、御社は、どのような強みをお持ちでしょうか?
そうですね…長年培ってきた精密部品加工の技術力と、短納期対応には自信があります。
素晴らしいですね。新規事業を考える上では、まず自社の強みを活かすことが重要です。 精密加工技術と短納期対応を活かせる新しい事業領域を検討する必要があるでしょう。
でも、既存顧客向けに何か新しい製品を…と考えても、なかなか良いアイデアが…
新規事業のアイデアは、既存顧客だけでなく、新しい顧客層や市場ニーズを捉えることで生まれてくることもあります。 例えば、御社の強みである「精密加工技術」と「短納期対応」を活かせる市場はどこでしょうか?
うちは部品加工なので、最終製品を扱うことは…
ちょっと待ってください。発想を柔軟にしてみましょう。 例えば、近年需要が高まっている「ドローン」や「ロボット」などの分野はどうでしょう?精密部品加工の技術は活かせませんか?
ああ!確かに、そういった最先端分野にも精密部品は欠かせませんね!
さらに、短納期対応は開発スピードが求められるスタートアップ企業にとって大きなメリットになります。 新しい市場に目を向けることで、これまでとは異なる顧客層を獲得できる可能性も広がります。
なるほど…今までと全く違う視点で考えないといけなかったんですね。
仰る通りです。既存事業の延長線上で考えるのではなく、全く新しい視点で市場や顧客ニーズを分析することが重要です。 そして、その分析には「フレームワーク」を活用すると、多角的な視点で分析できます。
フレームワーク、ですか?
はい。有名なフレームワークとして「SWOT分析」や「3C分析」などがあります。 SWOT分析では、自社の強みと弱み、市場機会と脅威を分析します。3C分析では、市場・顧客、競合、自社という3つの視点から分析を行います。
なるほど…なんだか難しそうですね…
安心してください。これらのフレームワークはあくまで思考の枠組みであり、難しく考える必要はありません。 ソング中小企業診断士事務所では、お客様の状況に合わせて、適切なフレームワークを活用し、新規事業のアイデアを具体化していきます。
そうなんですね!ぜひ、井村さんのお力をお借りしたいです!
もちろんです。社長と一緒に、ワクワクするようなビジネスの未来を創造していきましょう! 次回までに、まずは御社の強みと弱み、そして市場機会と脅威を洗い出すワークショップを行いましょう!
それから数ヶ月後
お陰様で、新規事業が軌道に乗り始めました! ドローン関連部品の受注がどんどん増えています!
それは素晴らしいですね! 社長の熱意と、社員の皆さんの努力の賜物ですね。
最初は、本当に上手くいくのか不安でした。でも、井村さんに教えて頂いたように、まずは小さくテストマーケティングから始めて本当に良かったです。おかげで、大きなリスクを負わずに済みましたし、顧客の反応をダイレクトに感じることができました。
新規事業は、小さく始めて、市場の反応を見ながら軌道修正していくことが重要です。 特に、ドローン関連部品のように、技術革新の速い分野では、スピード感を持った対応が求められます。
ええ。それに、井村さんに言われた通り、既存事業で培ってきた部品製造のノウハウを活かすことができたのも大きかったです。 ドローンに特化した部品は初めてでしたが、製造プロセスや品質管理のノウハウを活かすことで、スムーズに進めることができました。
まさに、新規事業だからといって、全く新しい分野に手を出すのではなく、自社の強みを活かせる分野を選ぶことが重要であることの証左ですね。
はい! 最初は、ドローン事業なんて、うちのような小さな会社にできるのかと不安視する声もありました。 でも、新規事業の責任者として、既存事業で実績のあるベテラン社員をアサインし、彼を中心にチーム一丸となってこのプロジェクトに取り組んできた結果、素晴らしい成果に繋がったのだと思います。
それは素晴らしいですね! 新規事業の成功は、それを担う人材にかかっていると言っても過言ではありません。 経験豊富な人材が、リーダーシップを発揮することで、周りの社員も積極的に取り組むようになり、チーム全体で大きな成果を生み出すことができるのです。
本当にその通りです! 新規事業の立ち上げを通して、社員の意識も大きく変わりました。自分たちの技術力が、こんなにも社会に貢献できるんだ!という自信と誇りを持つことができたようです。
それは素晴らしいですね! 新規事業の成功は、社員のモチベーション向上にも繋がります。
はい! 社員一同、これまで以上に仕事に熱意を持って取り組んでいます!井村さん、本当にありがとうございました!
それは、私としても嬉しい限りです。 ソング中小企業診断士事務所は、これからも御社が成長し続けるよう、全力でサポートさせていただきます。
ご自身の状況と重なる部分があると感じた方へ。
議論よりも対話、理論よりも現場、正しさよりも納得感。
これは、私が支援において常に基盤においているスタンスです。
多くの診断士が“数字と理屈”を武器に議論を展開しがちな中、私はまず現場へ出ることを選びます。
職場の空気を感じ、スタッフの声を聴き、そこから生まれる対話と納得を重ねていくことで、
ストラテジーは「本当に働くもの」へと変わっていきます。
この姿勢は、あなたの職場やチームの笑顔を増やす“本質的な支援”へとつながると信じています。
興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、現場での「対話」の機会を設けてみませんか?
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