動画で見る日常発見の窓口からの記事説明
※この動画は「日常発見の窓口から」全記事に共通して掲載しています。
まさかの“左右違う靴”事件
あれは数か月前の朝のことです。
出かける前に少しバタバタしていて、「よし」と靴を履いて外に出たのですが、駅のホームで違和感に気づきました。
――ん?足元、なんか変?
ふと見下ろすと、左右でまったく違う靴を履いていたんです。
右はレザースニーカー、左は黒の革靴。
完全に“やらかし”です。
幸い、引き返せるタイミングだったので取りに戻りましたが、なんとも気が抜ける朝でした。
小さなミスは、心の乱れから
この出来事で気づいたのは、「靴を間違える」という表面的なミスの奥に、自分の“乱れ”があったことです。
- 前日の夜に考え事をしすぎて寝不足
- 朝の予定を詰めすぎて焦っていた
- スマホの通知に気を取られていた
つまり、靴を間違えたのは偶然ではなく、「整っていない自分」が表に出たサインだったのです。
経営者にとって、この“心の乱れ”はとても怖い。
なぜなら、判断力に直結するからです。
自分を整える「習慣」が経営を守る
私は音楽制作をしていた頃から、ある程度“ルーティン”を大切にしてきました。
- 朝の検索順位チェック
- メールを書く前に必ずコーヒーを淹れる
- 資料は必ず印刷して確認しながら読む
こうした一見ささいな習慣が、「整える」ための儀式になっていました。
そして今、それは経営支援という仕事にも活かされています。
習慣には、「一時的な感情の波」をなだらかにする力がある。
毎日同じことをすることで、ブレや焦りから自分を守る。
だからこそ、経営者こそ、忙しいときほど“自分を整える習慣”を大切にしてほしいと思っています。
ミスは、自分を取り戻すチャンス
靴を間違えたあの日、私は一度家に戻ることで、なんだか気持ちもリセットされました。
「あ、焦ってたな」「少し無理してたかも」
そんなふうに、自分を俯瞰できるタイミングって、案外“やらかし”の中に潜んでいるものです。
もちろんミスはしないに越したことはありません。
でも、それを「整えるきっかけ」に変えられたなら、むしろプラスだと私は思います。
今日の靴は、ちゃんと左右そろっています。
そのことにちょっと感謝しながら、今この原稿を書いています。
あなたへの問いかけ
あなたには、毎日を整える“習慣”がありますか?
それは、忙しい時ほど守れているでしょうか?
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